羊毛フェルト制作に慣れてくると作ってみたくなる動物にハリネズミを上げられる方は多いと思います。
私も羊毛フェルト制作歴5年目でやっとリアルな実物大ハリネズミの制作に取り組みました。
今日は上の画像のハリネズミの作り方をご紹介します。
特殊な加工が施された生地を使用してるので羊毛フェルトを植毛する範囲が狭くなりますが、簡単な裁縫が必要となりますので上級者向けとさせていただいてます。
羊毛フェルトでハリネズミを作ろう
わたわたさん
くるっと体を丸めたポーズが見てるだけで癒される
実物大のハリネズミを作ってみましょう。
ハリネズミの作品にもサイズや質感で作り方も材料も違ってきます。
ここでは私の制作方法と材料を画像と一緒にご紹介します。
材料
わたわたさん
私が実際に使用している材料と購入先も紹介するので是非 材料調達の参考にしてください。
- ニードル綿(310・316)
- 抗菌綿
- 羊毛フェルト・・・ナチュラルブレンド(804・803)・メリノウール(オフホワイト)
- 樹脂粘土(ブラック)
- ナイロン製糸
- 刺し目(6ミリ)
- 特殊な生地(ハリネズミの背中の部分)
- 針金またはモール
道具
わたわたさん
使った道具をご紹介してますが普段使いの代用でいいので用意してください。
- 裁ちハサミ
- ハサミ(糸切りハサミのような小さなハサミ)
- ニードル針
- 下敷き用スポンジ
- 接着剤(乾くと透明になるもの)
- 縫い糸
- 縫い針
作り方
- 本体の土台を作る
- 土台に耳をつける
- 針生地の準備
- 土台に針生地を縫い付ける
- 顔をつくる
- 土台に手・足・尻尾をつける
- 完成
わたわたさん
上級者向けですので基本的な技法の説明は省かせていただきます。
①本体の土台を作る


土台の輪郭をしっかり固めておくと針生地を縫い付けやすいです。
②土台に耳をつける。



わたわたさん
目をここで入れておくと完成作品がイメージしやすいですよ。
③針生地の準備
わたわたさん
針生地の扱いがちょっと難しいですがポイントを抑えていくとマスターできるので頑張ってください。

わたわたさん
私は20cm×15cmの長方形になりました

わたわたさん
私は裁縫が得意でないので型紙は適当ですが何回もやり直して、この図案になったので参考までにしてくださいね
*針生地にマーキングする時は針の向きが頭からお尻に向かって流れるようにしてください。
*マーキングしたサイズより1・2cmほど大きくカットしておく方があとで失敗がありません。

わたわたさん
背中に縫い目がくるのを避けた丸みの付け方です
お尻部分に丸みがほしい時はダーツを作るともっと真ん丸になります。
わたわたさん
私はお尻部分の隙間が広くなってしまったので3cmのダーツを作りました。ダーツは生地をつまんでみると必要か不要かが判断できますよ。

わたわたさん
少しづつ様子を見ながら慎重にカットしてくださいね。カットしすぎると背中の針部分が小さなハリネズミになってしまいますよ。
④土台に針生地を縫い付ける


縫い付けるラインを短くして回数を増やしておくと本体から剥がれにくくなります。



わたわたさん
ハリネズミの背中部分の制作には裁縫の技術が必要で難しそうですが私もほとんど裁縫はしたことないので頑張れば大丈夫だと思います。
⑤顔をつくる

わたわたさん
好きな お顔の表情にしてくださいね
髭になるナイロン糸をマジックで黒く塗っておくと、よりリアルです。
⑥土台に手・足・尻尾をつける。

わたわたさん
ニードル綿でつくるハリネズミの手足の詳しい制作方法ブログで書きますのでそれを参考にしてくださいね。
本体と生地の縫い目部分を隠すように羊毛フェルトを植毛しましょう。
⑦完成

まとめ
わたわたさん
ここで、ご紹介した全ては私の独学で辿り着いた技法なので自分のやりやすい方法で制作を進めてくださいね。
完成した作品に小物を作ってディスプレイを楽しんでみるのもおすすめです。

わたわたさん
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。
この制作方法で難しいかな?と感じられたらハリネズミの作り方の中級者向けを参考に作ってみてください。