僕、お母さんのいう事、ちゃんと分かっていたから、一緒に自由に暮らす為、沢山お勉強したんだ。
フェレットを自分のお部屋で、自由にさせてあげる、放牧飼い(放し飼い)を考えてる、あなたの為に、20年間、フェレットのいる暮らしを続けてきた私が、放牧の仕方と、フェレットの飼い主である、彼方が気を付ける事を詳しく、ご紹介します。
はじめに
フェレットをお迎えしてから、すぐにゲージに入れないで放し飼いにするのは、しつけの面からと 事故の面からして、好ましくありません。
まずはゲージの中に慣れてから、放し飼いに移行してください。
お迎えしてから、ゲージの中で、トイレ・水飲み場・フードの場所を覚えてもらう事が大切です。
お迎えしたばかりのフェレットちゃんは、噛み癖などがしつけされてなく、好奇心も旺盛なので、なんでも噛んでしまい、コードなどを噛んで感電してしまったり、ビニール等を誤飲して、腸閉塞という命を落としてしまう深刻な事になってしまう事もあります。
お迎えしたばかりのフェレットは、体も小さいので、思いがけない所に入り込んだりして、とても危険ですので、必ず、ゲージの中でのトレーニングからはじめましょう。
お迎えしたら、ゲージの中に給水ボトル・フード入れ・トイレ(フェレット専用が販売されているので、そちらを使うと比較的早く、トイレを覚えてくれます。)ハンモック(寝床)を用意してあげて、そこで、慣れたら、いよいよ放牧飼いのトレーニングができます。
ケージの中にいる期間に、しっかり、トイレを覚えてもらいましょう。
トイレのしつけ方はこちら↓
ケージから、お部屋へ
ケージに慣れたら、いよいよ放牧飼いのトレーニングです。
、、、とは、言ってもフェレットに、広い部屋で、事故の無いように過ごしてもらうだけですので、どちらかというと彼方が、気を付ける事の方が多いです。
フェレットと暮らす部屋には、電気コード、ゴミ箱等が無い方がいいです。
体が小さく、細長いフェレットは、思いがけない隙間に入り込んでしまうので、ごちゃごちゃと物を置かないでください。
一緒に暮す部屋が決まったら、窓や扉の隙間から、フェレットが逃げ出してしまわないように、サークルを付けたり、高さを持ったりしてください。
一緒に暮す部屋に、ケージを置き、扉を開けたままにして、フェレットの行動を観察してください。
すでに、ケージの中でのトイレの場所は、決まってるので、もしかしたら、トイレと食事は、ケージに自分で、戻ってするかもしれません。
我が家に来たフェレットは皆、放牧飼いでしたが、それぞれ個性があり、ケージの使い方がいろいろでした。
殆どが、給水と食事をケージに戻ってしていました。
トイレは部屋に2か所、決めて、自分の気分で利用して、寝る時は、好きなところで寝ていました。
フェレットは、ケージの中では、ハンモックで寝る事が多いですが、放牧飼いを長くしていると、ベットや、私たちの布団で寝たりするようになります。
広い部屋の中を自由にしていいとわかると自分で、お気に入りの場所を決めて、寝たり、おもちゃを運んだりして、フェレットも広い部屋のレイアウトを考え出すので、トイレの場所もフェレットに決めさせてあげるつもりで観察して、専用トイレをふやしてあげてください。
噛んでほしく無いものは隠したり、しつけスプレーをかけるなどしてください。
とにかく、事故をふせぐために、部屋になれてしまうまでは、放牧中は、フェレットから目をはなさないでくださいね。
フェレットは賢く、学習能力も高いです。
箱の蓋を開けたり、いつの間にか、逃亡の仕方を思いついてます。
特に若いフェレットは体力もあるので、いたずらも沢山します。
彼方の布団の下に潜り込んでるかもしれません。
間違って踏みつけてしまわないように、彼方もフェレットと一緒に、暮す部屋での行動には気をつけてください。
テーブルの上に彼方が飲み残した物や、食べ残した物を、誤飲してしまう事が無いように注意する必要があります。
特に煙草の吸殻などには、気をつけてください。
テーブルの上だから、登れないだろうと思っていても、ジャンプを練習してたりします。
放牧飼いは、基本あなたの目の届く範囲と時間内で、しましょう。
インスタグラム・ツイッター・などで紹介している我が家のフェレット・グンテはとても、よく、懐いてくれ、こちらの事も理解してくれたので、ずーっと、私達の家じゅうを自由に使って一緒にくらしてました。
グンテは、食事と給水は、自分でケージに戻って、寝る時は、好きな場所でした。
引っ越しも、3回してるので、部屋も4回かわってますが、トイレも決まった専用トイレにしかしなかったので、こちらの希望の場所に置けば、そこでしてくれました。
電気コードも全く噛まない子だったので、放牧飼いに苦労した事はなかったです。
フェレットと一緒に暮す部屋で注意する事
- 部屋にケージ・トイレ・給水場・フード・寝床を設置する。
- 電気コードを減らして、箱などに入れ噛まれないように工夫する。
- カーペットの下にフェレットが潜り込まないようにする。
- 段差をなくし、フェレットが怪我をしないようにする。
- 部屋から逃げ出さないようにサークルなどつくる。
- ゴミ箱は蓋つきなどにして間違って入らないようにする。
- フェレットに、目が届かなくなる死角を部屋につくらない。
まとめ
フェレットの放牧飼いは、フェレットファンの夢だと思いますが、お迎えした子によっては、合わない子もいます。
根気よく見守って慣れてもらうしかないですが、もし、誤嚥や事故の可能性が高いようでしたら、放牧時間を決めて、基本は、ケージ内で飼うようにしてください。
無理をしては、彼方にもフェレットにも、ストレスとなってしまします。
本来は事故の面のから、人の物が多い部屋での放牧飼いは、望ましくないことを頭に置いておいく事を忘れないでください。
僕も応援してます。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。