長い体に短い手足!ぽってりとしたお腹がチャームポイントの可愛い立ちポーズのフェレットです。
こちらの作品の制作は手や尻尾にワイヤーを入れたりリアルに顔を作っていきますので中級者向けと表示させていただきます。
材料
- *ニードル綿(310)
- *羊毛フェルト=#メリノウール(1・9・29・34・36)#ナチュラルブレンド(803・804)#パフウール(ライトマスタード)
- *刺し目(黒・6mm)
- *ワイヤー(モール)
羊毛フェルトはお好みのお色を用意されたら良いと思いますがメーカーや品番により同じ色でも質感が違ってきます。
今回のフェレットに関しては作品の表面に植毛作業をしなくても、動物らしい質感を表現するために選んだ材料ですので画像のフェレットと同じ質感をご希望でしたらメーカー・品番が同じ物を用意されてください。
道具
- *ニードル針
- *作業マット
- *ハサミ
- *キリ
- *接着剤
- *フェルトペン(マジック)
- *マチ針(裁縫用)
作り方
- 頭を作る
- 胴を作る
- 胴に頭を付ける
- 手・足・尻尾を作る
- 胴に手・足・尻尾を付ける
- 全体に色付けする
- 完成
作り方と手順はわたわたペットの独学によるものですので必ずしも正解ではありませんので自分のやり易い方法で進めてください。
①頭を作る
頭を作ります。
顔となる羊毛フェルトは作業中の変形を防ぐため、しっかり刺し固めておきます。
頭が出来たら先に顔を作っていきます。
色付けするときは羊毛フェルトを指でよくほぐして土台に乗せニードル針を浅く刺しながら刺し付け余分な分をカットするを繰り返して下地が見えなくなるまで繰りかえすと短い毛が生えてるような質感になります。
メリノウールを下から巻き込んでいる時、量が多いと大きな鼻になってしまうので様子を見て余分な分は少しづつ引きちぎってください。
ハサミで切るよりもメリノウールをまとめやすいです。
何回もラインをなぞるようにニードル針を刺していくと、ぷくっと立体的になってくるので好みで立体的にしてください。
耳を作ります。
羊毛フェルトでシートを作る時は数本が一度に刺せるニードル針のカバー付きで作業するとうまくいきます。
耳を頭に付けます。
②胴を作る
胴の上の部分は頭に刺して付ける部分ですので、ふわふわのままで残してください。
③胴に頭を付ける
④手・足・尻尾を作る
手や足などのパーツに骨格としてワイヤーを入れて作ります。
パーツに入れるワイヤーの長さ
手=6cm・足=4cm・尻尾=10cm
⑤胴に手・足・尻尾を付ける
足→尻尾→手の順番で胴に付けていきます。
⑥全体に色付けする
⑦完成
まとめ
この制作で是非マスターしてほしい技法のコツを最後に書いておきます。
これは今後短い毛の動物の質感を出す時役立つと思いますので是非参考にしてください。
ニードル針の使い方
土台などを作る時はゆっくりと深く刺すと固く塊となりやすく色付けをする時は浅く表面に刺す感じで刺すようにするといいです。
短毛の動物の質感を表現する色の付け方
羊毛フェルトを指で引きちぎるように、しっかりとほぐしてから下地に浅く広げて乗せ刺し付けてください。
この時毛の流れに沿って一定の方向で刺し付けるといいです。
そして余分な部分を下地から少しハサミを浮かしてカットしてください。
下地が見える所があれば、ほぐした羊毛フェルトを載せて同じように刺し付けカットするを繰り返してください。
これを何回も繰り返しす方法がより動物らしさを表現できると思います。
心を込めて作ったフェレットちゃんはいかがですか?
体の色を変えて自分の好きなカラーの可愛い立ちポーズのフェレットちゃんを沢山作って羊毛フェルト作品で夢の多頭飼いを実現してみてください。
これからもわたわたペットが作りだす可愛い動物たちを楽しみにしてくだされば幸いです。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。