家族の一員として、暮らしてきたペットを喪って、残された あなたと家族が、その子を思いだす時、もう一度会いたいと強く思いますよね。
そんな時、うちの子に似たぬいぐるみは、ないかな?と、ふと、思う時ってないですか?
羊毛フェルトで動物を制作してる私にも、そんな、お問い合わせが多くなりました。
今日は、羊毛フェルトで、あなたの大切な家族だった 愛おしいペットをリアルなぬいぐるみに制作する、わたわたペットの思いと願いをご紹介します。
わたわたペットの羊毛フェルト制作に込める思いや願いを知ってから、あなたの大切なペットをモデルとして羊毛フェルト作品の制作を依頼するか否かを決めてくださいね。
始めに
何故、わたわたペットが、羊毛フェルトで誰かの大切な家族であるペットを 羊毛フェルト作品として制作するようになったのかを 簡単にお伝えしておきます。
羊毛フェルトで亡くなった子を 形にした きっかけは、十数年前、我が家に居た、家族の一員だった 可愛いフェレットを亡くした事です。
息子達も小さく、その時は 家族皆で、泣きじゃくって、毎日、亡くなった子の魂が逝ったであろう 空を見上げて、話しかける息子達に、亡くなった子を思い出す時、語りかける時、そこに対象となる形を与えてあげたくなって、いろいろ調べて、羊毛フェルトで作る動物に、出会いました。
↑観よう見真似で作った わたわたペットの第一号作品です。完成してから10年以上経っていますが、今でもリビングに大切にいます。
羊毛フェルト制作を始めて、しばらくは、マスコットなどを趣味として作っていたのですが、大学生になった息子が、家中に増えてきた作品をメルカリで売ってくれて、そこで、私の作品を目にしてくれた人が、コメントで、「うちの子を、作ってくれませんか」と声を掛けて頂き、それから、時々、対応することで、誰かの大切なペットを形にする、今の『リクエスト制作』になったのです。
リクエスト制作について詳しくはこちら↓
わたわたペットの思いと願い
ここでは、わたわたペットが制作する時の思いと願いに付いて書きます。
わたわたペットが、あなたへ
あなたが、この記事を読んでいるという事は、きっと、大切な我が子(ペット)を喪ったのですね。
その子は、あなたに惜しみない無垢の愛情と癒しを沢山、沢山与えてくれた、あなたにとって、かけがえのない大切な存在だったのですね。
その子は、あなたにとって、子供や兄弟のような家族であり、愛おしい恋人であり、悩みなどの思いの全てを聞いてくれる友達であり、あなたの人生に寄り添ってくれた大切な子だったのですね。
その子が去ってから、時がどれだけ、過ぎようと忘れる事が出来ない、その子のぬくもり、出来る事なら、もう一度、触れて、撫でて、抱きしめたい、そんな あなたの思いに寄り添う作品にしたいと わたわたペットは思っています。
わたわたペットが、動物たちへ
残された家族の悲しみは、私も、そうですから、痛いほど分かりますから、わたわたペットとして、大好きな あなたを残して、先に、逝ってしまわなければならなかった子達の事も、いつも考えます。
人の人生はペット達よりも はるかに長いことは、言うまでもありません。
あなたが望めば、ペットとの暮らしもできます。
でも、亡くなった子にとって、あなたは、あなたが思う以上に大切で、かけがえのない存在なのです。
あなたと出会ってから、あなたは、その子の人生の全てなのです。
あなたは、その子から沢山の愛情や癒しをもらったと思っているでしょう。
それ以上に、きっと、その子は、あなたから、受けた愛情に感謝し決して忘れません。
そして、何より、誰より、あなたの事が、大好きです。
その子が、大好きなあなたを残して、逝かなければいけないのです。
あなた以上に、「ずーっと一緒に,居たいよ」と思っているに違いないとわたわたペットは思います。
わたわたペットが、作品へ込める思いと願い
私が、わたわたペットして、あなたの大切な家族だった子を リクエスト制作としてお受けし、羊毛フェルト作品に制作する時、思い、願うことは、
あなたの もう一度、会いたい、抱きしめたい
その子の ごめんね。形は亡くなったけど、ここにいるよ。ずーっと、一緒にいたかったね。
この、溢れんばかりの愛情に満ちた思いと願いに寄り添せる作品にしたいと、心から願って制作しています。
まだまだ、制作は未熟です。
もっと、もっと、勉強して、経験を積んで、あなたに「うちの子だ」と、感じてもらえる作品と、その子に「ここに、いるよ」と魂が降りてきてもらえる作品になるよう頑張ります。
最後に
わたわたペットとして、私がリクエスト制作を受ける時、よく、その子の生前の時に、とっておいた毛を 作品に、使ってくれないかという、お問い合わせがありますが、大変申し訳ないのですが、その、ご希望には、一切、対応しておりません。
ご希望されるように、その子の毛を 作品の一部に、植毛すれば、よりリアルで、その子に近づくと事だと私も思います。
しかし、正直に言って、その毛の消毒が、私には出来ず、これから先 末永く飾ってもらう時に、そのケアが出来ないような気がします。
また、私の気持ちの面から、私が、あなたの大切な子の残した物に触れていいのかという思いも強いです。
私の勝手な事情ですが、どうぞ、ご理解ください。
心を込めて、私のスキルの全てで制作した作品を、あなたが「うちの子だ」と思ってくださったら、お届けした作品に、あなたの手で、最後の仕上げをしてあげてください。
それは、どんな方法であっても、あなたの思う方法で、十分、私の作品は、その子の魂の入れ物になって、あなたとその子の「ずーっと、一緒」という願いを叶える、お手伝いが出来る幸せな作品になると信じます。
あなたが、できる最後の仕上げ
*もし、その子の毛が残っていたら、作品の一部にニードル針(←100均でも売ってます)で、似たような色の所にそーっと刺し足してください。
*もし、その子の髭が残っていたら、ひげの場所に足してください。
髭の付け方↓
材料が刷毛の場合を参考にされてください。
*もし、その子が使っていた物が残っていたら、作品と一緒に飾ったり、作品に付けたりしてください。
*時が経って、何も、残っていなくても大丈夫ですよ。
私が制作中、ずっと、その子の名前を呼びかけていましたから、お届けあとは、その子の大好きな、あなたが名前を呼んで、語り掛け、抱きしめてあげれば、最後の仕上げとなります。
この記事を読んでる 素敵な愛情いっぱいのあなたと、この記事に導いてくれた、あなたの大切な子に、心から感謝申し上げます。
最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。