何か羊毛フェルトで飾れる小物をつくりたいなぁ。
今日はクリスマスに飾れる可愛い羊毛フェルトで作るボールの作り方をご紹介します。
羊毛フェルトで作る小物は軽くて落としても壊れないので小さなお子様のいるご家庭でのディスプレイグッズにお勧めです。
羊毛フェルトを丸く固める、色付けするなどの基本的な作業だけで制作するので初心者向けとさせていただきます。
材料
- *ニードル綿(310)
- *羊毛フェルト(作りたい物の色)
土台となるニードル綿の品番はなんでも構わないのですが310番は他のニードル綿よりもお安く販売されてるお店が多いのでお勧めです。
道具
初心者の方が作業する事を考慮して表記してますので怪我を少なくするため指サックのご用意もお願いします。
お子様が作業する時は指サックを付けてあげてください。
指が細く合うサイズがない時は事務用のゴム製の指サックの小指用を代用してみてください。
- *ニードル針(レギュラー・極細)
- *作業マット
- *指サック
- *はさみ(小さめの物)
作り方
ここでは羊毛フェルトで丸を作る方法の紹介なのですが、これから先の制作の基本となる作業ですのでマスターしてください。
- 土台をつくる
- 色付けする
- 模様を入れる。
- 完成
①土台をつくる
ニードル針を刺す時は丸の中心に向かって刺すかんじでまっすぐ刺してください。
ニードル針は横からの力にすごく弱いので折れてしまいます。
ゆっくりと深く刺すとしっかり固まってくれます。
ニードル綿を広げて端からギュッと少し丸めてはニードル針で刺し固めるを繰り返してください。この時丸い形からはみ出た部分を刺し込むようにするといいです。綺麗な丸にするには両手の手のひらに挟んでコロコロと転がして形を整えて刺し固めるを数回繰り返すといいです。
出来上がったボールを人差し指で押してみて画像のように固くなるまでやり直してください。柔らかすぎると色を付けていく時変形してやりにくくなります。
固いボールを作れるようになってくださいね。
これに色を付け絵を書いて可愛いオーナメントにしましょう。
②色付けする
ニードル綿で作ったボールに色付けする方法はいくつかあるので是非知っておくと便利です。
羊毛フェルトで色を付ける方法
羊毛フェルトでボールが隠れるように包みチクチクと刺しこんでいきます。
色を付ける時は浅く刺してください。
刺し終わって土台が見えてる部分があったら、羊毛フェルトを載せて刺し足せば大丈夫です。
シート状の羊毛フェルトで色を付ける方法
羊毛フェルトシートで包みながら刺しつけていき余分なところは切ってください。
土台を作らず羊毛フェルトを丸める方法
羊毛フェルトをニードル綿で土台を作る要領で丸くしていきます。③模様を入れる
羊毛フェルトで作ったボールに模様を入れる方法です。
羊毛フェルトで絵を書いたりできるようになるので頑張ってマスターしましょう。
①羊毛フェルトを指でよって糸状にします。②端から線を書くように差し込んでいきます。③余分な分は切って下さい。④→⑤→⑥指先で羊毛フェルトを丸めます。
⑦→⑧ボールに乗せて刺し付けます。→⑨→⑩
線と丸が書けるようになりました。
①ボールに輪郭の下書きをフェルトペンでしておきます。②下書きの線が見えなくなるように色を刺し付けていきます。③→④→⑤→⑥
輪郭の下書きは小さめにしておくと綺麗な仕上がりになります。
間違え時はキリの先で不要な色の羊毛フェルトを引っかけて引き抜いてください。
色と色の境はニードル針で線をなぞるようにチクチクしていくといいです。
④完成
羊毛フェルトで丸いボールを作るだけなのですが固く綺麗な丸にするのは初心者の方には難しいと思いますが沢山作ってマスターしてください。
作ったボールに好きな絵を書いてくださいね。
アレンジする
色を付けたり絵を書いただけの羊毛フェルトボールでも紐を通せば可愛いオーナメントになりますが、ちょっとひと手間でもっと可愛くなります。
完成したボールをアレンジした作品をご紹介しますので参考にしてください。
色付けしたボールにキリで穴をあけてモールを通して輪にしたリースです。
布団針に麻糸を通して絵を書いたボールをつなげたリースです。
ボールを重ねて接着剤で張り合わせ接続部分隠しに羊毛フェルトを巻きつけ刺しかため、刺し目を付けた雪だるまです。
羊毛フェルトの接続は本来接着剤を使いませんが初心者向けということで失敗のない方法で作ってみました。
是非お子様と一緒に作ってみてください。
これからも作る方のレベルに合わせて作品を選んで読んでいただけるように、いろいろな作品の作り方をご紹介して行きますので時々ご訪問くだされば嬉しいです。。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

